VMwareの仮想環境で、Windows 98SEへオーディオドライバをインストール

VMwareの仮想環境で、Windows 98SEへオーディオドライバをインストール

環境

ホスト
Windows 10 Pro 64bit (1903)
VMware Workstation Player 15.5.2

ゲストOS
Windows 98SE
Windows 98(無印)の場合はこちらの記事
- VMware Tools 7.7.0

オーディオドライバの入手

VMwareのナレッジにあるように、 仮想マシンにはSound Blaster Ensoniq AudioPCIと互換性のあるサウンドバイスが提供されているようで、 Creative Labs Webサイトから入手する。※日本のサイトではWDM版のドライバが表示されないので、USのサイトから入手する。 WDM版だと、音楽CDや、ゲームなどによくある音楽とデータが両方入っているようなCDも再生できるようになる。
USのCreative社 -> Technical Support -> SOUND BLASTER -> Others -> Ensoniq AudioPCI -> SELECT -> Sound Blaster PCI (WDM) Driverをダウンロード

MIDI音源のWavesetの追加ダウンロード

ダウンロードしたドライバーのインストーラに、2MBのMIDI音源のWavesetが含まれているので問題ないですが、ついでに4MBと8MBのWavesetもダウンロードしておきます。 先ほどのダウンロードページの下に検索フォームがあるので、English、Windows 98SE、Allに変えてSUBMITで検索すると、4MBと8MBのWavesetがあるのでダウンロード。 4MBの方はZIPで圧縮されているので解凍します。

ドライバーのインストール

ホスト側でダウンロードした以下のファイルを、ドラッグ&ドロップでコピー。

  • SBPCI_WebDrvsV5_12_01.exe

  • Eapci4m.ecw

  • eapci8m.ecw

SBPCI_WebDrvsV5_12_01.exeを実行し、指示に従ってインストール、再起動すると音が鳴るようになります。
更に、音楽CDや音楽とデータが両方入っているようなCDを再生できるように、 コントロールパネル -> マルチメディア -> 音楽CD -> 『このCD-ROMデバイスでデジタル音楽を使用可能にする。』のチェックを入れる。

Wavesetの追加

マイコンピュータで右クリック -> プロパティ -> デバイスマネージャ -> SB PCI(WDM)のプロパティ -> Waveセットの追加 を選択し、4M、8Mのファイルを読み込ませる。
そうすると、4MB、8MBのWavesetが選択できるようになるので、8MBを選択、OKボタンを押下する。